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コンプのリリースタイムを簡単に設定する方法

   ↑  2012/02/07 (火)  カテゴリー: ミキシング
リリースタイムの設定方法

photo from peff

本日はJoe Gilder氏の運営するHome Studio Cornerより、コンプのリリース設定に関するTIPSを意訳してご紹介します。例によって私の稚拙な英語力で訳し、またところどころ加筆したり補足したりしています。大きく意味が違うことは無いと思いますが、予めご了承ください。


Joe Glider氏について

Joe Gilder氏はプロで活動しているわけではないようですが、テネシー州ナッシュビルでレコーディングやプロダクションに関する学位を取得し、宅録に関するtipsを豊富に公開しているブロガーです。ナッシュビルはカントリーミュージックが盛んなことでも知られており、ご本人はギター弾き語りも得意としているようです。
ポッドキャストや無料PDFなんかも配布しており、どれもわかりやすく解説されています。興味があったらサイトに行ってみてください。

コンプという奥深いエフェクターにおいて、比較的わかりづらいと思われるのがリリースタイムの設定です。音色にも関係するアタックタイムの設定と違って、単音では判断がしづらく、設定のさじ加減がわかりにくいからです。

少なくとも私はかなりの時期リリースがまったくよく分からなかったですし、今もまだそうです。今回、Joe氏の解説が明快だったので取り上げました。以下、本文です。

リリースタイム(Release Time)とは

リリースタイムは、入力音がスレッショルドを下回ってから、コンプレッサーが圧縮を解除するまでの時間を指します。これをうまく設定することで、コンプのかかり方を自然にしたり、音像コントロールを行ったりすることができます。

その他のコンプレッサーのパラメータ、設定項目についてはコンプの基礎パラメータ解説をご覧下さい。

今回は、応用的な使い方は置いておき、ミキシングにおけるリリースタイムの注意事項と設定方針についてご紹介します。

リリースタイムの設定は「ポンピング」に注意!

リリースタイムを早すぎる設定にした場合、いわゆる「ポンピング」という現象が起こります。「ポンピング」は音量のレベル差が激しくなって不安定になってしまい、不自然にうねって聴こえる現象です。スレッショルド以上にあって潰されていた音が、急激に元のレベルに戻ろうとするために起きます。

逆にリリースタイムが遅すぎた場合、コンプが二重にかかってしまう現象が起こります。
ゲインリダクション値がゼロに戻らなくなってしまう……言い換えれば、コンプがオフにならないうちにスレッショルドを超えた信号が入ってきて、ずっとコンプがかかった状態になってしまいます。
また音量の差が激しい曲の場合、リリースタイムを短く設定した場合と同じくポンピングが起こる場合があります。

このように、リリースタイムを設定するには注意が必要です。しかし正直な話、最初に比較的軽視されがち、と言ったとおりにたいていの場合はアタックタイムのほうが重要です。正しいアタックを設定してからでも悪くありません。

リリースタイムの簡単な設定方法とは?

最初に言っておくと、今からご紹介するのは、最も技術的に正しくましてや「最も適切な方法」ではないし、もっと良いアプローチの仕方もあるでしょう。しかし、私はこの方法でうまくいっています。

その方法は「リズムに合わせること」。通常、デフォルトセッティングのままにしてそこから徐々に上げ下げして調整をしてきます。このとき、1ms以下の速いセッティングや100ms以上のスローなセッティングなど極端なものから始めないようにします。

たとえば、スネアドラムにコンプをかけているなら、スネアのヒット2音間より短く設定するのです。この時間はたいてい少し早めのセッティングになりますが、ギターやベースなどはもう少し早くなります。

「ポンピング」を防ぐようにするだけでも、かなりよい結果が得られるようになるでしょう。

ブログ筆者補足

このリズムに合わせる、という方法は具体的には以下の実施パターンが挙げられると思います。

1.ゲインリダクションを見ること
2音間より短くとるということは、ずっとコンプが有効になってしまっている時間を無くすこと。ゲインリダクションがずっと下がっている状態というのは避けることです。これによって、2音の間にだいたい設定できるようになります。

2.リズムから逆算してセッティング、調整

 たとえば、4拍子120BPMの曲で8分音符の2音間は下記のように計算できます。

 1分=60,000ms
 4分音符 = 60,000 / 120 = 500ms
 8分音符 = 500 / 2 = 250ms

 実際、16分や32分などの場合は125ms・62.5ms、もし64分なら31.25msです。かなり短いですね。実際はスレッショルド以上になっている音の長さがあるので、2重にコンプがかからないようにするために、これよりも短く設定しなければなりません。

 

リリースタイムの設定では「短すぎず、長すぎず」を鉄則に、そこから可能な範囲で調整するのが良いかと思います。

たとえば、アタック最速でリリースタイムを早めに設定し、ノーマライズを行ったとすると、元の音と比べるとスレッショルド以下の音(減衰部分)は相対的に大きく聴こえます。 遅めに設定すると、逆に減衰部分は小さく聴こえます。こういった調整をトラックごとにすれば、音像定位やアタック感をコントロールできるようになります。

特殊な効果を狙った使い方は別ですが、通常、上記の「2音の間」になるような設定範囲でポンピングが避けられる範囲なら、この設定方針はかなり有効に働くはずです。ぜひ試してみてください!

元サイトはこちら

Home Studio Corner | Compression:How To Set Release Time

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 |  2012/07/30 (月) 15:59 No.69


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 |  2014/08/05 (火) 19:48 No.78

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